空手着についた盛大な汚れと掃除観念

欧州在住の30代主婦です。私は日本で空手を習っており、こちらに移ってからも、地元道場に通って稽古を続けています。

つい先日、道場に入って皆とあいさつや雑談を交わしていた時のこと。師範代が「おやっ、道着をどうした?」と言うので自分の空手着を見ると、前身頃と太ももの部分にかけて、大きなほこり汚れがこびりついていました。びっくりして手でかきとったものの、毎回洗濯している道着に一体いつこんなものが付いたのか、と訝しく思えました。道場となっている市営体育館の一室を見回すと、部屋の入口付近の床にはかなりのホコリや砂汚れがたまっています。バッグを置いた時に、床からついてしまったのでしょう。

私は溜息をつきました。日本の道場では、まず準備体操よりも先に雑巾がけでお稽古が始まるのです。この国では「掃除は業者がするもの」として、学校でも児童が掃除をすることはありません。体育館も同様で、皆道場に愛着はあるものの、そこを自分たちで掃除しよう・きれいにしよう、という観念はないのです。

日本の道場だったらありえない汚れだな、と改めて自分の日本的衛生観念を感じてしまいました。

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